山際にふれる in栃尾美術館
展覧会のお知らせ (終了しました。ご高覧ありがとうございました)
ここ長岡でも木々の緑が日に日に深くなり、鳥たちの声が愛らしく感じられる季節となってきました。
5月25日より長岡市栃尾美術館にて、これまでの作品の流れを俯瞰する展示の機会をいただきました。
山の上の地域の小さな美術館で、少々便の悪い場所にありますが、小旅行がてらご高覧いただけると幸いです。
山際にふれる 小林花子 展 About the mountain and the sky
会期:2019/5/25(土)-7/15(月) 9:00-17:00 / 観覧券は16:30まで / 月曜休館 (7/15は開館)
主催:長岡市教育委員会・長岡市 主管:長岡市栃尾美術館
後援:潟日報社、読売新聞新潟支局、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、長岡新聞社、栃尾タイムス社、BSN新潟放送、N S T、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCT、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FMながおか80.7、長岡造形大学
協力:TOKI Art Space、Hibari-sya
素材提供:一般財団法人 日本真綿協会
観覧料:一般400円(300円)/ 大高生200円(150円)/ 中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体割引
会場:長岡市栃尾美術館
940-0237 新潟県長岡市上の原町1-13 MAP
0258-53-6300 https://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/?page_id=135
山際について考える日々
山を抱いた木々の連なり
梢の、空にふれる指の先の感触
近付いて確かめようとしても
その姿は遠ざかっていくけれど
その中にいるものたちが
いつも私というものの在処について
知らせてくれる
小林花子
小林花子は「木」という素材を軸に、自分の原風景となる「街」のかたちを、古よりの時間と物語を湛える「森」という存在の中に見ようと制作を続けてきました。
新潟に移住した2005年以降は制作環境が大きく変化し、古民家との出会いによって生まれた、古材や絹などを素材とした作品展開を含め、原風景を軸としてきたその立ち位置にも緩やかに変化を見せながら、制作を重ねています。
栃尾美術館では、小林が活動を始めてから現在までの作品の流れを、2008年までの作品群と新潟に移住し、作品に変化が現れた2009年から現在までの作品に分けて展示構成します。
関連企画
ギャラリートーク
日時:6/16(日) 14:00~15:00
場所:展示会場
内容:作品制作について 要観覧料・申込不要
ワークショップ 「シルクや木で遊ぼう、つくってみよう」
日時:6/30(日) 10:00~12:00
場所:美術館アトリエ
内容:小林作品に登場する素材を使って、さまざまなかたちに変化する素材の面白さを体験しながら作品づくりをします。
対象:小学生以上
定員:15名(先着順) 要申込・6/10から受付
参加費:無料
市民ギャラリー企画 「長岡造形大学 小林研究室 卒業生展」
日 時:5/25~6/9 (5/27, 6/3休)「記憶の風景」堀内はるか・小池明璃展
日 時:6/11~6/23 (6/17休) 「日々」西方彩子・不破妙子二人展
日 時:6/25~7/7 (7/1休) 「木から覗く、郷愁」井野辰弥展
日 時:7/9~7/15 (無休) 「宵の村雨」村山文佳展
フライヤーはこちら→TOCHIO ART MUSEUM